4人家族のスマホ料金を安くしたい、格安SIMでどのくらい安くなるのかわからない、格安SIMにも家族割引サービスがあるのか知りたい、と悩んでいませんか?
この記事でわかること
・大手3キャリアと格安SIMでどれくらい料金が違うのか?
・格安SIMにも家族割引サービスがあるのか?
・4人家族におすすめな格安SIMのシンプルプラン
私たち夫婦はドコモを契約していましたが、スマホ料金を安くしたいと悩んでいました。
思い切って格安SIMに乗り換えたところ、夫婦2人分のスマホ料金が約10,000円から約4,000円に削減できました。
今では子供のスマホも格安SIMを使用しています。
あなたにはこの記事を参考にして、スマホ料金を大幅に安くしてほしいと思っています。
4人家族におすすめな格安SIMのシンプルプランを考えました。
格安SIMの乗り換え先料金プランを決め、めんどうな手続きを終わらせて、家族のスマホ料金を安くしましょう。
家族のスマホ料金は平均いくら?
スマホ料金は1人あたり約8,000円
あなたはスマホ料金が毎月いくらかかっているか、わかりますか?
MMD研究所が2021年12月に発表したデータ「2021年12月通信サービスの料金と容量に関する実態調査」によると、大手3キャリアのスマホ料金は約8,000円と言われています。
- 月々の携帯料金の支払い平均金額(通話+通信+端末代)
- ・大手3キャリアが8,471円
・オンライン専用プランは6,345円
・サブブランドは4,673円
・MVNOは3,841円
- 通信+通話代の1人あたりの平均金額(端末代は除く)
- ・大手3キャリアの平均4,638円
・オンライン専用プランの平均3,084円
・サブブランドの平均2,340円
・MVNOの平均1,544円
MMD研究所 「2021年12月通信サービスの料金と容量に関する実態調査」より引用
スマホ料金が一人あたり月約8,000円は高すぎませんか?
スマホ料金を大幅に削減する方法が、スマホの契約内容を見直して格安SIMを利用する方法です。
具体的には、大手3キャリアの平均月額料金8,471円に対して、格安SIM(MVNO)の平均月額料金は3,841円と、半分以下にできます。
4人家族ならスマホ料金を約18,000円安くできる
例えば、4人家族がすべて大手キャリアを利用している場合、月額料金は8,471円 x 4人 = 約33,884円となります。
しかし、全員が格安SIM(MVNO)に切り替えた場合、月額料金は3,841円 x 4人 = 約15,364円となります。
これは、前者と比べておおよそ半分以下の金額です。
4人家族なら月額18,520円の固定費削減ができます。
このように、格安SIMに切り替えることで、スマホ料金を大幅に安くできます。
特に家族全員がスマホを利用している場合、その効果は大きいでしょう。
家計の見直しを考えている方は、ぜひ格安SIMを検討してください。
なお、格安SIMへの切り替えにあたっては、通信速度やサービス内容も比較検討することが重要です。
いま利用中のサービスと比較して、自分や家族にとって最適なプランを見つけましょう。
大手3キャリアと格安SIMの料金の違い
ドコモ・ahamo・マイネオを比較
ドコモの基本プランeximo、ドコモのオンライン専用プランのahamo、そして格安SIMのマイネオのプランを比較し、各プランの特徴を理解しましょう。
以下に各プランの詳細をまとめます:
- ドコモの基本プランeximo
- 3GB~無制限で7,315円/月(税込み)
割引適用後は4,928円/月(税込み)
- ドコモのオンライン専用プランのahamo
- 20GBで2,970円/月(税込み)、超過後は速度制限1Mbps。
大盛りオプション(100GB)は4,950円/月(税込み)
- 格安SIMのマイネオ
- 1GB:1,298円/月(税込み)、音声通話+データ通信、パケット放題Plus 385円
5GB:1,518円/月(税込み)、音声通話+データ通信、パケット放題Plus 385円
10GB:1,958円/月(税込み)、音声通話+データ通信、パケット放題Plus 無料
20GB:2,178円/月(税込み)、音声通話+データ通信、パケット放題Plus 無料
例えば、月に20GBのデータ通信を利用する場合、各プランの料金は以下のようになります。
ドコモの基本プラン:割引後でも4,928円/月
ahamo:2,970円/月
マイネオ:2,178円/月
これらの料金を見ると、ahamoとマイネオはドコモよりも大幅に安いことがわかります。
大手3キャリアのメリット
日本の大手3キャリアであるドコモ、au、SoftBankは、それぞれ独自のサービスを提供しています。
一方で、これらの大手3キャリアと比較した場合、格安SIMのプロバイダー(例:マイネオ)は一部のサービスを提供していない場合があります。
以下では、大手3キャリアの主なメリットを説明します。
大手3キャリアの主なメリット
①手厚いサポート
②高速な通信速度
③利用者への特典
④通信の安定性
これらのメリットは、特にスマホやITに不慣れなユーザーや、安定した通信環境が必要なユーザーにとって、大きな魅力となります。
- ①手厚いサポート
- ドコモ、au、SoftBankの実店舗では、プロのスタッフがスマホの操作方法・契約プランの見直し・トラブル時の対応について、直接質問することができます。
皆さんのお住まいの地域にも実店舗があると思います。
これは、オンライン専用ブランドのahamoなどでは提供されていないサービスです。
- ②高速な通信速度
- 大手3キャリアは、通信速度の面でも優れています。
一部の格安SIMプロバイダーでは平日のお昼休みの時間帯に速度制限が掛かることがありますが、大手3キャリアではそのような制限はなく、いつでも高速な通信を利用できます。
オンラインゲームのような大容量データを頻繁にやり取りするユーザーにとっては、特に重要なポイントとなります。
- ③利用者への特典
- 大手3キャリアは、自社のサービスや商品を利用することでポイントが貯まるなど、様々な特典を提供しています。
これらの特典は、長期的に見れば大きな節約に繋がります。
- ④通信の安定性
- 大手3キャリアは地下や屋内でも繋がりやすいプラチナバンド対応で、通信が安定しています。
これは、一部の格安SIMプロバイダーでは提供されていない特徴です。
外出先で電話することが多い営業をされている方にとって、通話品質は重要なポイントです。
大手3キャリアのデメリット
大手3キャリアの1番のデメリットは、料金プランの割高さ。
提供されているサービスやサポートに対して割高であると言えます。
実店舗でのサポートを必要としているユーザーのために、サポートを必要としていないユーザーも含めた全員で「実店舗の運営にかかる様々な費用」を負担しています。
すべてのユーザーに便利なサービスやサポートを提供するために、支払う料金プランが高く設定されています。
大手3キャリアのプランが割高と感じるあなたには、格安SIMが有効な選択肢となるでしょう。
次のセクションでは、その格安SIMのメリットとデメリットについて掘り下げていきます。
格安SIMのメリット・デメリット
格安SIMのメリット
格安SIM最大のメリットは大幅に安い料金プラン
格安SIMは、大手キャリアのネットワークを使用しながら、自身の運営コストを抑えることで安価な料金設定を可能にしています。
MMD研究所の「2021年12月通信サービスの料金と容量に関する実態調査」によれば、MVNO(格安SIM)の平均月額料金(通話+通信)は1,544円であるのに対し、大手3キャリアの平均月額料金は4,638円となっています。
以上のことから、格安SIMの最大のメリットはその料金プランが大手3キャリアと比べて大幅に安いという点です。
運営にかかる無駄なコストを削減し、ユーザーが必要なサービスを提供することに特化しています。
これらの企業努力によって、必要なサービスだけに対して料金を支払うことが可能になります。
格安SIMのデメリット
格安SIMには明確なメリットがありますが、一方でデメリットも存在します。
デメリットを理解し、自身のライフスタイルや予算に合った選択をすることが重要です。
格安SIMのデメリット
①料金プランの選択難易度
②店舗数の少なさによるサポートの不安
③一部の時間帯での通信速度の低下
④キャリアメールの制約
①料金プランの選択難易度
格安SIMは事業者ごとに料金プランが異なるため、自分に最適なプランを見つけるのは非常に大変です。
この記事の後半では、割安・シンプル・大容量なデータプランを紹介します。
あなたのご家族に最適な料金プランが見つかります。
②店舗数の少なさによるサポートの不安
格安SIMは、オンラインを主体としたサービスであるため、実店舗でのサポートは少ないです。
そのため、手続きやトラブル時の対応に不安を感じるユーザーもいます。
あなたは年に何回ドコモショップに足を運びますか?
ほとんどの問題はオンラインか電話問い合わせで解決できます。
スマホの新機種は家電量販店でさわることができます。
あなたにはドコモショップのような実店舗のサービスが本当に必要でしょうか?
③通信速度の低下
格安SIMは大手キャリアのネットワークを借りてサービスを提供しています。
そのため、一部の時間帯(お昼休みや週末など)では通信速度が低下する傾向があります。
あなたのお住まいの地域や環境で、十分な通信速度であることが確認できれば、格安SIMへの乗り換えはスマホ料金を安くする有効な手段になります。
④キャリアメールの制約
格安SIMでは、大手キャリアと同様に”@docomo.ne.jp”等のキャリアメールを使用することが難しい、または追加の料金が必要となります。
今の連絡手段はLINEではないでしょうか?
メッセージのやり取りや通話もLINEやSNSを使用していませんか?
格安SIMではキャリアメールが使用できなくなりますが、Gmail等のフリーメールアドレスを活用しましょう。
格安SIMには明らかなメリットがありますが、それと同時にデメリットも存在します。
選びにくい料金プラン、サポートの不安、一部時間帯での通信速度の低下、そしてキャリアメールの制約といったデメリットを理解し、これらが自身のライフスタイルやニーズにどの程度影響を及ぼすかを考えることで、最適な選択をすることができます。
格安SIMにも家族割引サービスがあるのか?
格安SIMでも家族割引のサービスを提供している事業者が存在します。
しかし、すべての事業者が家族割引を提供しているわけではなく、またその割引率や適用条件は各事業者により異なります。
- BIGLOBEモバイルは2回線目以降が割引される
- BIGLOBEモバイルでは、2回線目以降は200円割引があります。
具体的には、1GBプランであれば通常1,078円(税込)が、2回線目以降では858円(税込)となります。
3GBプランでは、通常1,320円(税込)が、2回線目以降では1,100円(税込)になります。
格安SIMにおいても一部の事業者では家族割引のサービスが存在しますが、その内容は事業者ごとに異なります。
しかしながら、格安SIMはその名の通り元々料金が抑えられているため、家族割引サービスがなくてもコスパのいい選択肢となるでしょう。
4人家族におすすめな格安SIM3選
家族のスマホ料金を安くする・見直しする際に検討したいおすすめ格安SIMを3つご紹介します。
- 楽天モバイル
- マイネオ
- 日本通信SIM
家族割引はありませんが、データ通信量が10GB以上あるプランが他の事業者と比べて割安なので、シンプルなプランにできます。
おすすめ格安SIM①楽天モバイル
楽天モバイルは、キャリアの回線を借りて運営しているわけではなく、楽天モバイル独自の回線で運営しています。
厳密には格安SIM事業者ではありませんが、その料金体系とサービスの充実度から見て、格安SIMと同等の利便性を提供するスマホ事業者と言えます。
楽天モバイルの料金プランと概要
楽天モバイルは、料金プラン、通話料金やメッセージ料金の取り扱い、契約・解約の手続きの容易さなど、ユーザーの利便性を追求したスマホ事業者です。
- 楽天モバイルの料金プラン
- 3GBまでの利用が980円(税込み1,078円)
3GB~20GBまでの利用が1,980円(税込み2,178円)
20GB超過後は無制限で2,980円(税込み3,278円)
必要なデータ通信量に応じたプランを選ぶことが可能です。
また、使わなければ料金が勝手に安くなる仕組みを採用しています。
通話やメッセージに関しては、専用アプリ「Rakuten Link」を利用すればこれらが無料となります。
通信コストを一定に抑えつつ、通話やメッセージを自由に利用することができます。
契約・解約の手続きも、店舗での契約事務手数料が無料、違約金や利用期間の制限がないことから、ユーザーの負担を大幅に減らしています。
解約手続きはウェブやアプリから可能で、ユーザーの希望に合わせて手続きを行うことができます。
楽天モバイルは、その料金プラン、通話・メッセージの取り扱い、契約・解約の手続きの容易さなどから、ユーザーにとって非常に利便性の高いスマートフォン事業者と言えます。次章で詳しく見ていくように、そのメリットとデメリットを考慮しつつ、自身のデータ通信通信利用状況に最も適したスマホ事業者を選んでみてください。
楽天モバイルのメリット・デメリット
楽天モバイルは、魅力的な価格設定やサービスの利便性など多くのメリットがありますが、一方でデメリットも存在します。
しかし、そのデメリットを上手く解消することで、更に便利に楽天モバイルを利用することが可能です。
楽天モバイルのメリット
・月額料金の価格が魅力的
・シンプルなワンプラン
・契約時と解約時にかかる費用が無料
・オンライン上ですぐに契約できる
・話題の楽天経済圏を利用可能
楽天モバイルのデメリット
・利用する地域で通信・通話が安定しているか不安
・20GBを超えるデータを使用すると、月額料金が税込み3,278円になってしまう。
デメリットとして挙げられるのが、特定の地域での通信・通話の安定性です。
楽天モバイルは「通信速度が遅い」「地下でつながらない」という口コミ・レビューが多く見受けられます。
しかし、契約時と解約時にかかる費用が無料であるため、実際に契約してみて通信状況を確認することが可能です。
オンラインで契約することができるので、今すぐに契約して試してみましょう。
私も試しに自分の分だけ契約してみて、自宅や職場で困らないくらいの通信速度だったことを確認しました。
自分のスマホだけ先行して契約し、その後妻のスマホも楽天モバイルに移行しています。
小学生のお留守番用のスマホでは、20GBを超えることはなありません。
しかし、オンラインゲーム等で使用するような高校生以上のお子様の場合、20GBを超えてしまう可能性があります。
その場合の月額料金は税込み3,278円。
大手3キャリアに比べれば割安ですが、家計に負担がかかってしまいます。
その場合はマイネオの20GBプラン(税込み2,178円)を検討しましょう。
次の章で詳しく解説します。
楽天モバイルは、その価格、契約の柔軟性、楽天経済圏の利用可能性など多くのメリットを提供しています。
一方で、特定地域での通信・通話の安定性というデメリットがありますが、実際に試すことで解消することが可能です。
そのため、楽天モバイルは価格とサービスのバランスが優れたスマホ事業者と言えます。
おすすめ格安SIM②マイネオ
格安SIMとして知られるマイネオは、その柔軟な料金プランとパケット放題Plusのサービスが特徴的です。
ユーザーのライフスタイルやデータ利用量に合わせて、最適な料金プランを選択することが可能で、必要な通信速度を確保しつつコストを抑えることができます。
マイネオの料金プランと概要
- マイネオの料金プラン
- 1GB:1,298円/月(税込み)音声通話+データ通信 パケット放題Plus 385円
5GB:1,518円/月(税込み)音声通話+データ通信 パケット放題Plus 385円
10GB:1,958円/月(税込み)音声通話+データ通信 パケット放題Plus 無料
20GB:2,178円/月(税込み)音声通話+データ通信 パケット放題Plus 無料
パケット放題Plus 最大1.5Mbps
マイネオの特徴的なサービスである「パケット放題Plus」は、月額料金に加えて385円(1GB・5GBプランの場合)で利用できます。
最大1.5Mbpsの通信速度でデータを無制限に利用することができます。
10GBプラン以降では「パケット放題Plus」が無料となり、さらにコストパフォーマンスが高まります。
マイネオのメリット・デメリット
マイネオのメリット
・月額料金の価格が魅力的
・データ容量別に料金プランが選べる
・10GB以上のプランはパケット放題Plusが無料
マイネオのデメリット
・利用する地域で通信・通話が安定しているか不安
・「mineoスイッチ(節約ON/OFF)」「mineoアプリ」「パケットギフト」「ゆずるね。」「フリータンク」等、お得に使えるサービスがあるが、プランが煩雑になってしまう。
マイネオは、低価格で使い勝手の良い格安SIMプロバイダーとして評価されています。
その魅力は、価格と柔軟な料金プラン、そして10GB以上のプランでパケット放題Plusが無料になる点です。
大量にデータを使うユーザーには魅力的なプランです。
さらに、各種サービス(mineoスイッチ、mineoアプリ、パケットギフトなど)が提供されていることで、プランが煩雑に感じられる可能性もあります。
マイネオは「通信速度が遅い」「地下でつながらない」という口コミ・レビューが多く見受けられます。
マイネオ独自のサービス「マイネオプチ体験」を利用することで、実際のデータ通信の状況を確認することができます。
事前に疑問点を解消できるありがたいサービスです。
マイネオプチ体験には2種類のプランがあります。
手軽にコスパよくデータ通信の状況を確認するには、プリペイドパックを利用しましょう。
- プリペイドパック
- 200MB 220円
一番大事なデータ通信の体感速度を確認できる(音声通話不可)
今使っているSIMカードと差し替え
Amazonで専用のSIMカードを購入する - お試し200MBコース
- 音声通話+データ通信のデュアルプラン
基本料金1,100円+契約事務手数料550円+SIMカード発行料440円
mineoに本契約せず更に別のSIMに契約する場合は、別のSIM契約事務手数料3,300円 (最大合計):5,390円
マイネオは、低価格と柔軟な料金プランが魅力の格安SIMプロバイダーです。
一方で通信の安定性やプランの複雑さが課題とされていますが、これらは「マイネオプチ体験」などを利用することで解消できます。
マイネオは、自分のデータ通信量やライフスタイルに応じて最適なプランを選べるおすすめ格安SIM事業者です。
おすすめ格安SIM③日本通信SIM
リーズナブルな価格でデータ通信と通話をカバーすることができる日本通信SIM。
あまり聞いたことがない格安SIM事業者ですが、スマホ料金の見直しを検討しているあなたにおすすめしたい乗り換え先候補です。
楽天モバイルやマイネオはTVCMで膨大な広告宣伝費をかけていますが、日本通信SIMはTVCMをやっていません。
広告宣伝費を掛けない分、月額料金を安く設定しています。
スマホ料金を抑えたいユーザーのニーズを把握した、独自の運営をされている格安SIM事業者です。
しかし、契約にあたってのSIMカード代金や一定期間以内の解約には注意が必要です。
日本通信SIMの料金プランと該当
- 日本通信SIMの料金プラン
- ・合理的シンプル290プラン
1GB 税込み290円 通話料 30秒11円
超過データ料金 1GBあたり220円
・合理的みんなのプラン
10GB 税込み1,390円 通話料ひと月70分まで無料
超過データ料金 1GBあたり220円
・合理的20GBプラン
20GB 税込み2,178円 通話料ひと月70分まで無料
・超過データ料金 1GBあたり220円
・契約時にSIMカード代金 税込み3,300円が必要
・契約期間が12か月以内の場合、解約金が発生する。
日本通信SIMは、その極めて低価格なプランと一定の通話料が無料になるサービスで、スマートフォンの利用費用を大幅に抑えることが可能です。
特に「合理的みんなのプラン」は、多くのユーザーにちょうどいい料金プランです。
10GB以下の通信量で収まっている場合は、乗り換え先の最有力候補です。
しかし、注意点として、契約時にSIMカード代金として税込み3,300円かかること、また契約期間が12か月以内の場合には解約金が発生する可能性があることを把握しておきましょう。
日本通信SIMのメリット・デメリット
日本通信SIMのメリット
・めずらしい10GBのプラン
・プラン名通りの合理的でちょうどいいシンプルプラン
・親の中古スマホと合理的シンプル290プランは、お子様のお留守番用スマホに最適。
10GBのプランがある点は珍しく、これが多くのユーザーにとって非常に魅力的であると言えます。
格安SIM各社のプランを確認すると「1~6GB」の低容量プランと「20GBまで」「20GB以上」の大容量なプランがほとんどです。
オンラインゲームはしなくても、外出先でYouTube動画を見たいユーザーにとっては、10GBはちょうどいいプランです。
また、合理的シンプル290プランは290円の月額料金が魅力的。
例えば、親の中古スマホとこのプランを組み合わせれば、お子様のお留守番用スマホに最適となります。
日本通信SIMのデメリット
・利用する地域で通信・通話が安定しているか不安
・合理的シンプル290プランは1GBを超えると、アクセス制限でデータ通信ができなくなります。
利用する地域によって通信・通話が安定しているかどうかが不安というデメリットがあります。
日本通信SIMはドコモのネットワークを利用していますが、時間帯や場所によっては通信速度が遅くなることがあります。
一般的にはプラン上限を超えると速度が制限され、遅くなるもののデータ通信はできます。しかし、合理的シンプル290プランは1GBを超えると、アクセス制限でデータ通信ができなくなります。
お子様が外に持ち出して使用する場合には、注意が必要です。
4人家族の格安SIMを検討
家族全員のデータ通信量やライフスタイルに最適化した格安SIMの選び方を検討します。
一人ひとりの通信行動が異なる4人家族にとっては、それぞれのニーズに適した格安SIMを選択することでスマホ料金を安くできます。
楽天モバイル | マイネオ | 日本通信SIM | ドコモ eximo | ドコモ ahamo | BIGLOBE モバイル | |
1~3GB | 3GBまで 1,078円 | 1GB 1,298円 | 1GB 290円 | 1~3GB 割引後 3,278円 | 1GB 1,078円 3GB 1,320円 | |
3~10GB | 3GB~20GB 2,178円 | 5GB 1,518円 10GB 1,958円 | 10GB 1,390円 無料通話70分 | 6GB 1,870円 | ||
10~20GB | 3GB~20GB 2,178円 | 20GB 2,178円 | 20GB 2,178円 無料通話 70分 | 20GB 2,970円 | 12GB 3,740円 20GB 5,720円 | |
20GB以上 | 20GB超過後は無制限 3,278円 | 10GB以上のプラン パケット放題Plus 無料 | なし | 3GB~無制限 割引後 4,928円 | 大盛 オプション 100GB 4,950円 | 30GB 8,195円 |
特徴 | シンプルなワンプラン データ使用量で料金が決まる | 20GB以上使う 場合に割安 (通信速度は確認が必要) | 10GBプランが割安 | 割引のために3回線以上の契約・ドコモ光・dカード払いが必要 | 20GB以内の利用でドコモの高速通信が可能 | 2回線目以降 200円割引 |
公式HP | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る |
大人と中学生以上のお子様はデータ通信量が多いため、楽天モバイルやマイネオがおすすめ。
一方、小学生以下のお子様やお留守番用として利用する場合は、日本通信SIMが最適です。
通信量が3~10GB程度で十分な方は、「マイネオの5GBプラン1,518円/月(税込み)」か「日本通信SIMの合理的みんなのプラン 10GB 税込み1,390円 通話料ひと月70分まで無料」を検討するとよいでしょう。
ドコモの通信速度が魅力的な場合は、ahamoが最適。
格安SIMに乗換える3つの方法
格安SIMへの乗換えは、スマホ料金を安くする有効な方法です。
ここでは、今持っているスマホ本体をどうするか、3つの乗り換え方法を説明します。
①いまのスマホのSIMロックを解除して乗り換える
この方法は、現在のスマホを使い続けたいという人に適しています。その手順は以下の通りです。
- ①SIMロック解除の申請
- まず、現在利用しているキャリアに連絡し、SIMロック解除の申請をします。
この手続きは、キャリアのウェブサイトやお客様サービスセンターで可能です。
- ②SIMロック解除
- 申請が承認されたら、キャリアからの指示に従ってSIMロックを解除します。
- ③新たなSIMカードの準備
- 解除が完了したら、選んだ格安SIMのカードを準備します。
- ④SIMカードの交換
- スマホのSIMカードスロットから旧SIMを取り出し、新しいSIMカードに交換します。
②いまのスマホに対応したSIMカードを選んで乗り換える
現在のスマホを使い続けたいがSIMロックが解除できない場合は、スマホに対応したSIMカードを選ぶ方法があります。
- ①対応するSIMの確認
- まず、スマホが対応するSIMカードを調べます。
これは、通常、スマホの仕様書やメーカーのウェブサイトで確認できます。
- ②SIMカードの選択と申し込み
- 対応する格安SIMを選び、申し込みをします。
- ③SIMカードの交換
- 新しいSIMが届いたら、旧SIMと交換します。
③新しいスマホも格安SIMの会社で契約する
新たなスマホを購入し、同時に格安SIMに乗り換える方法もあります。
楽天モバイルとマイネオはお得なキャンペーンを実施しているタイミングがあります。
各社HPで確認しましょう。
ただし、注意してほしいポイントがあります。
スマホ料金の見直しをしているのに、乗り換えのついでに高額なiPhoneを購入することになってしまうと、結果的には月額料金が高くなります。
新しいスマホが必要なのか、高額なiPhoneが必要なのか、よく検討しましょう。
手順は次の通りです。
- ①格安SIMとスマホの選択
- まず、新しいスマホと格安SIMを選びます。
楽天モバイルとマイネオは、格安SIMと同時にスマホ本体も販売しています。
- ②申し込み
- 選んだスマホとSIMカードを申し込みをします。
- ③スマホとSIMのセットアップ
- スマホとSIMが届いたら、セットアップを行います。
固定費削減の効果について
家計の見直しは固定費から始めるのが効果的。
今回は具体的な方法として、家族のスマホ月額料金の削減を考えました。
このような固定費の削減は、乗り換え手続きを一度頑張ることで、一度だけでなくずっと節約効果が発揮されます。
変動費の節約(例えば、電気をこまめに消すなど)は日々の努力が必要で、長続きしません。
それに対し、固定費の削減は一度の手続きで持続的な節約効果が得られます。
時間と労力の観点からも、固定費の見直しはより効率的な節約策と言えます。
漠然とした将来のお金の不安がある。
漠然とした将来のお金への不安を解消するためには、格安SIMによるスマホ料金の節約から始め、節約分をインデックス投資や積立NISA(2024年からは新NISA)に活用することをお勧めします。
投資と一口に言っても、その方法は多岐にわたります。
あなたにお勧めしたいのはデイトレードや株式投資のように日々の値動きをチェックするようなリスクの高い投資ではありません。
おすすめしたいインデックス投資や積立NISAは比較的リスクが低く、長期的な資産形成に適した方法と言えます。
特に、インデックス投資は、一定の基準(インデックス)に準じて構成された投資信託を購入する投資初心者向けのやり方です。
一方、積立NISA(2024年からは新NISA)は少額から始められる国が推進する投資制度であり、利益が非課税となるため、長期的な資産形成に役立ちます。
これらの投資方法を活用すれば、スマホ料金を節約した分を有効に活用し、4人家族がかかえる将来のお金への不安を解消することができます。
例えば、楽天証券やSBI証券では、手数料の安さやツールの使いやすさが評価されており、初心者でも始めやすい環境が整っています。
これらの証券会社で、まずは毎月のスマホ料金の節約分から積立投資を始めてみるのはいかがでしょうか。
スマホ料金の見直しで節約した分を賢く投資に活用することで、将来の資産形成につながります。
この機会に、格安SIMへの乗り換えと投資を始めてみませんか。